事務系総合職
オペレーションマネジメント部PPP事務第一課
新卒入社18年目
大学時代は数学の教職を目指したのですが、まずは社会に出て学びたいと一般企業への就職活動に転換しました。何気なく過ごしていると気が付きませんが、建物で快適に過ごせるのはすべてきちんと管理されているからこそ、というビル管理の「縁の下の力持ち」的な存在をかっこいいなと思ったのが志望の決め手でした。
入社後に配属されたのは、グループ会社の人事給与福利厚生のシェアードサービスを行っているビジネスサポート部で、私の担当は大林組の海外赴任者のサポート業務でした。航空券やビザ取得、引越の手配、同伴家族の出国サポートから給与計算、年末調整まで多岐にわたり、海外でのプロジェクトが始まると赴任者が一気に増えその分業務量も増えます。またタイトなスケジュールでの赴任となった場合でも工期遅れによる損害を出さないよう、確実に手配しなくてはならないというプレッシャーもありました。新卒で仕事を覚えることもままならない状況で不安もありましたし、かなり目まぐるしい日々でしたが、まずは業務に慣れるまで徹底的に努力しようと決意し、上司や先輩方に見守ってもらいながら一つひとつの業務をしっかり覚えるようにしたことで、2年目からは自信を持ってひと通りの仕事がこなせるようになっていました。この時の「不安を成長に変えられた経験」から、支えていただいた上司や先輩のようになりたいという思いが生まれ、今後定年までこの会社で勤めたいと思いました。
それから、総務、人事、経理、ビル管理事務の部署を経験しました。大林ファシリティーズではジョブローテーション制度を採用しているため、3～5年程度で担当部署が変わります。どの部署でもビジネスサポート部での経験が活き、何事も探求心をもって取り組み、幅広く業務についての理解を深めることができました。
2018年には1回目の産前産後休暇・育児休業を取得し、2020年には2回目を取得しました。育児休業は取得の前例が多いこともあり安心して申請できました。つわりがひどく2ヶ月ほど休んだときも、業務調整に配慮していただきました。復職に伴い、人事部の方に不安な点を相談してご配慮いただきましたし、配属先の部署では、私が無理なく働けるように2人体制にして環境を整えてくださるなど、人事部や所属部署のサポートが頼もしかったです。
復職後は仕事と家庭の両立が毎日のミッションです。育児に伴う短時間勤務を選択しており、より集中して仕事に取り組んでいます。それでも自分だけではとても対応できませんから、職場や家族、周囲のサポートを受け、感謝の気持ちを常に忘れないことを大事にしています。
現在は、オペレーションマネジメント部PPP事務第一課に所属し、PFI事業の会社事務業務を行っています。PFI事業とは、民間の資金とノウハウを活用し、公共施設等の建設・維持管理等を行う公共事業の手法のひとつです。一般的な会社事務では、人事・総務・経理と部署が分かれているため専門的な理解もポイントが絞られます。しかしこの部署では会社事務の全てについて担当するため、幅広く専門的な知識を習得できます。まだ知識と経験が不足しており難しさを感じることもありますが、組織に所属しながら会社全般の事務をひとりで担っていくことは貴重な経験であり、この経験が自分にとって大きな成長につながると強く感じています。
当社では、2022年にフリーアドレスが採用されました。もともとアットホームな雰囲気なのですが、異なる部署の方と話す機会がいっそう増えたことで、自分の業務だけに縛られず、会社全体に対する視野の広さを持てるようになりました。また、当社は育児休業の取得やテレワークの活用など 男女ともに家庭と仕事の両立を目指している人が多くいます。私自身は、仕事では自分の力を出し切ることを意識しつつ、プライベートでは夫婦で協力し合ってお互いに週に1回は終業後に自分時間を作るなど、息抜きをしながら日々を楽しんでいます。「仕事も遊びも100％」が信条です！
知らないことに挑戦したい、いろいろな視点やスキルを身につけたいという気持ちが強いので、今後の目標は、事務系総合職として経験できる部署を網羅することです。どんなに難しい状況でも、乗り越えるたびに成長できるとポジティブに捉えるようにしています。人生の大半は仕事をして過ごすので、人生をより充実させるためにも、仕事を楽しんでいきたいです。
