ビル管理職
都内管理事務所 所長
中途入社17年目
大学卒業後は文具やOA機器の会社で営業として働いていました。その後転職し、鉄道会社系列のビル管理会社勤務を経て大林ファシリティーズに入社しました。当社に入社して驚いたのは、やはり建築についての知識の豊富さです。大林組のグループ企業であるだけに、建築のプロフェッショナルが揃い、高い技術力に裏打ちされた知見があることは何よりの強みだと感じます。
東京支店ビル管理部でフロント業務を8年間経験した後、管理事務所に異動し、12年目から設備管理事務所の所長に就任しました。現在の職場では10名の所属員を配置し、日々の設備管理、不具合対応、お客様との折衝などを行っています。管理職としてお客様とのやりとりが業務の中心となりますので、日ごろからコミュニケーションを活発にし、よい関係性を保てるよう心掛けています。
私はスポーツが大好きで、とくにここ15年はラグビーに打ち込んでいます。体格差のある選手たちがそれぞれ得意なポジションを担い勝利を目指すラグビーは、マネージメントにおいて大切なことをいくつも教えてくれました。相手の個性を尊重し、得意分野を伸ばすこと。そして同じピッチ(=職場)にいる全員が同じ絵を思い描き、長所を活かして能力を補完し合いながら日々の業務を行うこと。これらによってシナジーが生まれ、よりクオリティの高い仕事ができるのです。
その土台づくりとして、お互いに心を開いてコミュニケーションを密に取り、信頼関係を築くことも重要です。自分も含め、それぞれのメンバーが安心して楽しく働ける環境づくりに取り組んでいます。
仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は、お客様に感謝されたときと、部下の成長を目の当たりにしたときです。高校卒業後すぐに働き始め、まだ幼さが残っていた部下が数年後には目覚ましく成長し、後輩から信頼されている姿を見たときは本当に嬉しかったですね。
私が部下にいつも伝えているのは、「根拠があるならば、どんどんやってみて」ということ。自ら考え、改善し続ける力は社会人として必要なスキルですから、年次は関係ありません。意見を言いやすい雰囲気づくりのために、常に笑顔で接する、成長を感じたら褒める、注意するときは大勢の前ではなく一対一で行うといったことを日頃から心掛けています。
会社としても若手の教育には力を入れており、さまざまな教育・研修の機会が設けられています。キャリアパスも複数用意され、「専門性を高めたい」「コミュニケーション力を活かして活躍したい」など、個人の適性に合わせた仕事を目指すことも可能です。しっかりと成果を出せば年齢を問わずキャリアアップできますので、自分が輝ける場所を見つけてチャレンジしてほしいと思います。
入社して15年以上働き続けられているのは、社風によるところが大きいかもしれません。全体的に穏やかな方が多く、ギスギスした人間関係はありません。福利厚生も充実しており、大林グループで保有している全国の保養所は、週末に家族でよく利用しています。
プライベートでの目標は、生涯競技者でいること。トライアスロンや日々のトレーニング計画など、スポーツで培ったタイムマネジメント力を活かしながら、今後も会社の成長に貢献していきたいです。